徹底分析シリーズ:酸素:ヒトの強い味方,酸素を理解する!
九州大学大学院医学研究院 麻酔・蘇生学分野
入田 和男
▼酸素の役割:心肺停止で意識が消失する理由
帝京大学ちば総合医療センター 救急集中治療センター
福家 伸夫
▼酸素運搬の基礎と各種病態における変化
北海道大学大学院医学研究科 侵襲制御医学講座 麻酔・周術期医学分野
橋本 聡一・森本 裕二
▼酸素解離曲線と赤血球輸血
飯塚病院 麻酔科
松山 博之
▼低酸素応答と低酸素センサー
京都大学医学部附属病院 麻酔科
広田 喜一・田中 具治
▼酸素の体内への取り込み:体外から血液まで
岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 麻酔・蘇生学分野
五藤 恵次
▼酸素消費量測定の有用性
群馬大学医学部附属病院 集中治療部
国元 文生・金丸 良範
初歩からのファイバースコープガイド下気管挿管:
第11 回:ファイバー挿管で困ったら…③
気管チューブを気管に挿入するのが困難なとき
新日鐵八幡記念病院 麻酔科
青山 和義・竹中 伊知郎
知識をいかに体系化するか
情報反復:情報入力を繰り返す理由
帝京医学技術専門学校
諏訪 邦夫
ブックレビュー
『21 世紀における芸術の役割』(関本 英太郎)
『術前患者評価・管理の手引』(讃井 將満)
『世界を創った男-チンギス・ハン』(福家 伸夫)
『ブラームス作曲 交響曲第 4 番ホ短調 作品 98
ブルーノ・ワルター(指揮)・コロンビア交響楽団』(内藤 道一)
症例検討:モニタリングをめぐるトラブルとその対処法― 1
慶應義塾大学医学部 麻酔学教室
津崎 晃一
▼中心静脈カテーテル:内頸静脈穿刺を試みたが,本穿刺で
引けてきた血液が静脈血か,動脈血か肉眼的には判別できない。
■圧トランスデューサが使えなければ,延長チューブで即席マノメータを作成!
仙台厚生病院 麻酔科
井上 洋
■血液ガス分析か,圧トランスデューサで測定。しかし,超音波ガイド下穿刺による動脈誤穿刺の回避が基本
沖縄県・北部地区医師会病院 麻酔科
徳嶺 譲芳
▼中心静脈カテーテル:トリプルルーメンのカテーテルを
挿入したが,そのうちの一つのルーメンから血液が吸引できない。
■まず原図を考えよ,穿刺後は X 線で位置を確認すべし
徳嶺 譲芳
■血液を吸引できないパターンを分類,それぞれの対処法を試みる
秋田県成人病医療センター 麻酔科
太田 助十郎
▼中心静脈カテーテル:中心静脈カテーテルを挿入するために,
本穿刺針からワイヤーを挿入したが,途中から進みにくい。
■X 線透視が問題解決への近道!
新潟大学医学部 麻酔学教室
飛田 俊幸
■深追いせずにやり直す
井上 洋
▼中心静脈カテーテル:中心静脈カテーテルを挿入するために,本穿刺針からワイヤーを
挿入したが,途中から進みにくくなったため,ワイヤーを抜こうとしたが,抜けなくなった。
■ワイヤーのループ形成では引いてはだめ,むしろ進める
和歌山県立医科大学 麻酔学教室
小川 幸志
■まず,ワイヤーのみでなく,金属針もいっしょに抜く
横浜市立大学附属病院 麻酔科
川上 裕理
帝京大学医学部 麻酔科学講座
澤 智博
▼肺動脈カテーテル:三尖弁閉鎖不全症がある患者で 肺動脈カテーテルがなかなか右室に入らない。
■形状を維持する,何でも試す,撤退する。安全ですみやかな対応が基本
自治医科大学付属さいたま医療センター 麻酔科・集中治療部
讃井 將満
新東京病院 麻酔科
小西 晃生
■経食道心エコー法を使用して誘導する
山形大学医学部附属病院 麻酔科
岡田 真行・高岡 誠司
▼肺動脈カテーテル:肺動脈カテーテルが右室から肺動脈に
入るところで,心室性不整脈が頻発してなかなか進まない。
■四つの代替法で回避
広島大学大学院医歯薬学総合研究科 麻酔蘇生学
濱田 宏
■いったん右室入り口まで PAC を引き抜き再度進める,何でも試してみる,撤退する勇気を持つ,の三原則で対処
自治医科大学付属さいたま医療センター 麻酔科・集中治療部
讃井 將満・村山 隆紀
英国産科麻酔 3 日コース:
Obstetric Anaesthetists' Association:
3-day Course on Obstetric Anaesthesia and Analgesia 参加記
東京女子医科大学八千代医療センター 麻酔科
加藤 里絵
Miller's Anesthesia と私と:
執筆者,翻訳者,読者として
京都大学大学院医学研究科 侵襲反応制御医学講座麻酔科学分野
福田 和彦
Pharmacognomy への招待:
Methyl α-phenyl-2-
piperidineacetate hydrochloride
帝京大学医学部 薬理学講座
中木 敏夫
Editorial 拝見:
リサクラブ:
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