ハートウェル遺伝学

“教科書とはかくあるべし”

        ……これを待っていた!

すべての生命科学系へ・・・遺伝学を現代の眼で見る
  • 指導者が薦めたくなる教科書。表面的な知識の詰め込みでなく、本当の力--思考力・洞察力が身につく。世界的なベストセラーの待望の翻訳。
  • 現代の生命科学研究に必須な内容。メンデル遺伝学・集団遺伝学などの基礎遺伝学を丁寧に解説しつつ、それらを遺伝子やゲノムの最先端トピックと統合して説く点は、他書にはない本書の特徴。
  • 原著は、ノーベル賞受賞者のハートウェル博士をはじめ、ラスカー賞受賞者のリロイ・フッド博士らの著名かつ卓越した研究者による執筆。

  • 生物学・生命科学分野の学生を“育てる”ために書かれた教科書。研究者を目ざす若手必携の書。

  • わかりやすさを最大限に追求した図や写真、研究の医学や応用面などのトピックの紹介、社会倫理面での問題提起など、読者の好奇心を刺激し、理解を深めるための工夫が満載。


『ハートウェル遺伝学』の練習問題はこちら。
¥11,000 税込
原著タイトル
Genetics:From Genes to Genomes, 3rd Edition
原著者
Leland Hartwell/Leroy Hood 他
監訳: 菊池 韶彦 東京工業大学特任教授
ISBN
978-4-89592-625-6
判型/ページ数/図・写真
A4変 頁800 図745
刊行年月
2010/3/1
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序章 21世紀の遺伝学への序章

1 遺伝学:生物のもつ情報の研究

I 基本的な原理:遺伝形質はどのように伝わるか

2 メンデルの発見:遺伝の様式,粒子としての遺伝子,遺伝の原理

3 メンデルの法則の拡張:遺伝子型と表現型の間の複雑な関係

4 遺伝の染色体説

5 遺伝子の連鎖,組換えと遺伝地図の作成


II 遺伝子とは何か,何をしているか

6 DNA:遺伝物質はどのように情報を運び,複製し,組換えを起こすか

7 遺伝子の構造と機能:変異を使った詳細な解析

8 遺伝子発現:DNAからRNA,タンパクへの遺伝情報の流れ


III ゲノム

9 ゲノムの構成:DNAの微細な構造

10 遺伝子レベルと分子レベルの解析によってゲノムを再構築する

11 遺伝子型を直接解析することで明らかになる個々のゲノム

12 システム生物学とプロテオミクス


IV 遺伝子の染色体における挙動

13 真核生物の染色体:DNAを収納し運用するための装置

14 染色体の再編成と染色体数の変化によって真核生物のゲノムは構築されていく

15 原核生物の染色体:細菌の遺伝解析

16 核外にある細胞小器官の染色体は非メンデル形式で遺伝する


V 遺伝子の発現はどのように調節されるか

17 原核生物の遺伝子調節

18 真核生物の遺伝子調節

19 細胞周期の調節とがんの遺伝学

20 発生の研究に遺伝学を用いる


VI どのように遺伝子は変化するか

21 集団の遺伝解析と進化のしかた

22 分子レベルでの進化

2015-04-24

p.23 右段 15行目

(誤)  雑種yyであるかもしれない。

(正)  雑種Yyであるかもしれない。 

2010-07-02

p. 369 右段 下から4行目

(誤)正常なマウスに入れる
(正)正常なマウス胚細胞(ES細胞)に入れる

2010-06-08

p. 266 上から10行目

(誤)6000〜3万 6000塩基
(正)6000〜3 6000塩基

2010-04-07

p.1 11行目

(誤)21世紀の最初の10年間の,遺伝学の分野の状況を紹介する。
(正)21世紀初頭10年間時点での内容で,遺伝学の分野を紹介する。

2010-04-07

p.4 右段  下から5行目

(誤)1018(100,00兆)個
(正)1018(1,000,000兆)個

2010-04-07

p.7 左段 下から15行目

(誤)およそ2万~3万個の遺伝子がヒトの成長と発育にかかわっている。
(正)およそ2万~3万個の遺伝子がヒトの発生と成長にかかわっている。

2010-04-07

p.8  表1.1

(誤)生命の進化史上に起こったいくつかの主要な段階
(正)生命の進化史上,化石にみられるいくつかの主要な段階

2010-04-07

p.8 右段 下から14行目

(誤)最も単純な線虫やショウジョウバエは,
(正)最も単純な多細胞生物である線虫やショウジョウバエは,

2010-04-07

p.9 左段 下から9行目

(誤)高速完全DNA塩基配列決定装置
(正)高速大量DNA塩基配列決定装置

2010-04-07

p.9 図1-12の図説明

(誤)10万塩基対
(正)100万塩基対

2010-04-07

p.11 左段 上から22行目

(誤)breast cancer I
(正)breast cancer 1

2010-04-07

p.12 右段下の訳注

(誤)物質としてのDNAが発見されたのはメンデルと同時代のことで,ここではワトソンとクリックによるDNAの二重らせん構造に関する発見のことを指していると思われる。

(正)物質としてのDNAが発見されたのはメンデルと同時代のことで,アベリーらが,DNAが遺伝子の本体であることを発見した(1944)ことを指していると考えられる。

2010-04-07

p.93 くわしい説明図 4.13

(誤)終期 1 核膜が再生される
(正)終期 1 核膜が再生される(核膜が形成されない場合もある)

2010-04-07

p.95 21行目

(誤)凝縮したままの生物種もある
(正)凝縮したままの生物種もある(訳注:核膜も形成されない場合もある)

2010-04-07

p.162 8行目

(誤)それによって感染を抑制する。
(正)それによって感染を制限する。

2010-04-07

p.321 左段 上から11行目

(誤)類似解析
(正)類似性解析

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