臨床精神医学のスタンダードテキスト、11年半ぶりに改訂。DSM-5に準拠し、全面的に更新。治療薬は薬理活性と作用機序に従って分類し、薬力学、薬物動態、用量、有害作用、薬物相互作用を最新の研究に基づき記載。旧版同様に具体的な症例提示を広範に用いている。小児期の疾患は新しい診断カテゴリーを反映し、徹底して内容を見直した。新規に、徴候と症状に関する用語集を巻末に付録として追加。精神科医はもちろん、臨床心理士、ソーシャルワーカー、精神科看護師、その他精神保健関連職種に必読・必備の書。
1 神経科学
2 心理社会科学の寄与
3 社会文化科学の貢献
4 パーソナリティ論と精神病理学
5 精神科患者の診察と診断
6 精神医学における分類
7 統合失調症スペクトラムとその他の精神病性障害
8 気分障害
9 不安症群
10 強迫症および関連症群
11 心的外傷およびストレス因関連障害群
12 解離症群
13 心身医学
14 慢性疲労症候群と線維筋痛症
15 食行動障害および摂食障害群
16 正常睡眠と睡眠-覚醒障害群
17 人間の性および性機能不全群
18 性別違和
19 秩序破壊的・衝動制御・素行症群
20 物質使用および嗜癖障害
21 神経認知障害群
22 パーソナリティ障害
23 救急精神医学
24 精神科における補完代替医療
25 臨床的関与の対象となることのある他の状態
26 成人の身体的および性的虐待
27 精神医学と生殖医療
28 精神療法
29 精神薬理学的治療
30 脳刺激法
31 児童精神医学
32 成人期
33 老年精神医学
34 終末期の問題
35 公衆精神医学
36 司法精神医学と精神医学になおける倫理
37 精神医学の世界的状況
徴候および症状に関する用語集