ヒトの免疫システムがどのように機能し、ヒトに対してどのような影響を与えるのか、という観点から解説した、免疫学の入門テキスト、6年ぶりの改訂。 改版にともない、自然免疫の章を拡充、加えて自然免疫と適応免疫の共進化の章を新設するなど、近年の研究の進展を踏まえ、アップデート。図も同様に大幅更新。 医学、薬学、歯学、理学系の学部生にとって最適な教科書。
『演習問題と解答』はこちら
第1章 免疫系の構成要素と生体防御における役割
第2章 自然免疫:感染に対する即時応答
第3章 自然免疫:感染に対する誘導応答
第4章 抗体の構造とB細胞の多様性
第5章 T細胞による抗原の認識
第6章 B細胞の分化
第7章 T細胞の分化
第8章 T細胞を介する免疫
第9章 B細胞と抗体による免疫
第10章 粘膜表面の感染防御
第11章 免疫記憶とワクチン
第12章 自然免疫と適応免疫の共進化
第13章 生体防御機構の破綻
第14章 IgE介在性免疫とアレルギー
第15章 組織と臓器の移植
第16章 適応免疫応答による正常組織の破壊
第17章 がんと免疫系の相互作用
用語集
図と写真の出典
欧文索引
和文索引
2017-08-25
【正誤表】下記の箇所に誤りがございました。ここに訂正するとともに, 読者の方々に深くお詫びいたします。
262頁 図9.37 「FcγRI受容体」列の「CD番号」行
(誤)CD6
(正)CD64
2017-04-28
【正誤表】下記の箇所に誤りがございました。ここに訂正するとともに, 読者の方々に深くお詫びいたします。
211頁 図8.14 「TH17細胞」列の「分化を誘導するサイトカイン」行
(誤)IL-16
(正)IL-6
211頁 図8.14 「TH17細胞」列の「特徴的なサイトカイン」行
(誤)IL-6
(正)IL-22
212頁 下から11行目
(誤)樹状細胞上の誘導性T細胞補助刺激分子(inducible T-cell co-stimulator:ICOS)によってももたらされる
(正)TFH細胞上の誘導性T細胞補助刺激分子(inducible T-cell co-stimulator:ICOS)と樹状細胞上のICOSリガンドの結合によってももたらされる
2016-12-27
【正誤表】下記の箇所に誤りがございました。ここに訂正するとともに, 読者の方々に深くお詫びいたします。
177頁 9行目
(誤)胸腺は出生前にすでに完全に組織として分化しており
(正)胸腺は出生前にすでに完全に分化しており
177頁 10行目
(誤)徐々に脂肪細胞へと取って代わり
(正)徐々に脂肪細胞へ取って代わられ
193頁 3行目
(誤)胸腺細胞表面に発現している自己MHC分子
(正)胸腺の細胞表面に発現している自己MHC分子
2016-09-01
扉裏の訳者一覧
(誤)阪口 薫雄 大阪大学免疫学フロンティア研究センター実験免疫学 教授
(正)阪口 薫雄 大阪大学免疫学フロンティア研究センター 特任教授